大人の方でインフルエンザワクチンの接種をご希望の方は、薬局でワクチンを購入してナースセンターにて接種を受けることができます。ただし最近の法改正により、たいていのナースセンターでは医師の接種指示書がないと打ってくれなくなりましたのでご注意ください。

 

現地医療保険（AXA, Adeslas, Cigna, Agrupació Muta, DKVなど）に加盟されていらっしゃる方は、そちらの保険を利用してワクチン持参で一般医を訪問し接種してもらえる可能性があります。こちらはキャッシュレスになりますが、各保険会社によってシステムが違いますので確認が必要です。

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【2020年のインフルエンザ予防接種状況】

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なお現在、コロナウイルス感染症とインフルエンザの合併症を予防するためのインフルエンザ予防接種希望者が非常に多くなっています。ただしインフルエンザワクチンの量はもともと住民全員分はなく、管理は各州の衛生省（公立病院）に任されています。

 

今年も公立病院では10月15日より医療従事者や持病のある方、高齢者へ優先的に接種を始めました。ようやく11月に入ってから私立病院の小児科にワクチンが回ったところですが、大人が薬局で買えるワクチンは極少数に限られていますので、今年のインフルエンザワクチン購入は健康な大人の方にはかなりハードルが高くなっています。

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スペインでのインフルエンザ感染はたいてい年明けにスタートしますが、この冬はみなさんマスク着用と手洗いが従来よりも徹底しているため、インフルエンザ流行は前冬までのレベルより低い可能性があります。この冬は皆様各自でご留意ください。

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